「ショップカードのデザインがわからない」こう悩む飲食店関係の方は多いでしょう。自店舗の顔ともいえるショップカードは、作成に頭を悩ませがちです。
今回は、そんな悩みを持つ飲食店のオーナー・経営者の方へ向けて、ショップカード作成時のコツや、おすすめの作成アプリなどを紹介します。店舗の基本情報が記載されたショップカードは、飲食店で集客を伸ばすためには必要不可欠なものです。
店舗に設置したショップカードの存在がきっかけで、口コミや評判が広がるといったケースも少なくありません。ただし、ショップカードの作成にはいくつかのポイントがあります。
ポイントを理解しないままショップカードを作成しても、集客につながらない可能性があります。ショップカードの作成で失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
ショップカード作成アプリとは?
ショップカードの作成アプリとは、アプリ内に搭載されたテンプレートや写真、素材などを使い、オリジナルのショップカードが作れるアプリのことです。デザインや画像編集といった知識がなくても、ショップカード作成アプリを使えばテンプレートを使い簡単にショップカードが作成できます。
ショップカード作成アプリには、主に次のような機能が搭載されています。
・イラスト素材
・写真素材
・テンプレート素材
・画像の加工・ぼかし・背景削除・透過機能
・スタンプカードやポイントカード機能
このような機能を使い、パソコンやスマートフォンでオリジナルのショップカードを作成できます。
とはいえ、これから飲食店を始める方の中には「どう作成すれば良いかわからない」という方も多いでしょう。ショップカードの作成にはいくつかのポイントがありますので、次項で詳しく解説します。
ショップカード作成時のコツ
ショップカード作成時のコツは、主に次の3点です。
- デザインにこだわる
- セールスポイントを記載しておく
- SNSアカウントへ誘導する
これらのポイントを意識してショップカードを作成すると、ショップカードの存在がきっかけとなり、新規客の誘致や既存客の再来店につながる可能性が高くなります。
デザインにこだわる
ショップカードのデザインは、徹底的にこだわりましょう。デザインのセンスが良いほど、顧客がショップカードを手にしたくなるためです。
必要事項のみが記載されたショップカードと、見た目のインパクトが強いショップカードがあった場合、多くの方はインパクトの強いショップカードの方を手に取ると考えられるでしょう。
また、見た目のインパクトだけではなく、ショップカードのデザインは店舗のイメージにも関係します。極端な話、デザインセンスがないショップカードを配るだけで、「安っぽいお店だな」という印象を顧客に与えてしまうため、店舗のイメージが下がる恐れもあります。
ショップカードは「店舗の顔」となる存在です。店舗の内装や外観にこだわるように、ショップカードのデザインにも徹底的にこだわりましょう。
セールスポイントを記載しておく
ショップカードには、必ず自店舗のセールスポイントを記載しておきましょう。住所や電話番号といった店舗の基本情報以外にも、セールスポイントを一言記載しておくことで、顧客の再来店や口コミの拡散につながります。
ただし、セールスポイントが多いからといって詰め込みすぎるのはNGです。ゴチャゴチャして見にくくなる上に、デザイン面でもマイナスとなります。
「毎週水曜日はドリンク券プレゼント」など、空きスペースにセールスポイントを1〜2個記載することが望ましいといえます。
SNSアカウントへ誘導する
自店舗でSNSを運用している場合は、ショップカードにもSNSアカウントを記載し、顧客を誘導できるようにしましょう。ショップカードを導線にSNSアカウントをフォローしてもらうことで、定期的に情報を届けられ、再来店を促せます。
また、アカウントを記載する際は、顧客がアクセスしやすいように「QRコード」を記載するのが基本です。間違っても、長々とURLを記載しないようにしましょう。
ちなみに、QRコードの作成は簡単で、無料で作成できるサイトも数多くあります。QRコードをショップカードに記載しておけば、その場で登録を促すことも可能です。
SNSアカウントの活用法などについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ショップカード作成のおすすめアプリ
ショップカードのおすすめ作成アプリには、次の5つがあります。一つずつ詳しく解説します。
- LINE公式アカウント
- Visme
- Canva
- VistaCreate
- Adobe Express
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは、店舗や企業がLINEアカウントを開設することで、友だちになったユーザーに対しLINEメッセージなどでPRができるサービスです。
LINE公式アカウントには「ショップカード」機能が搭載されており、ユーザーは自身が使っているLINE上にて、ポイントカードの利用ができます。
また、店舗側は顧客情報の分析も可能です。ショップカードの発行管理はもちろん、顧客分析までLINE一つで完了します。
運営会社 | LINE株式会社 |
特徴 | ・LINEを活用した情報発信ができる ・「ショップカード」「クーポン」「外部リンク」の作成が可能 ・LINE VOOM(旧タイムライン)で友だち以外にも訴求できる |
費用目安 | ・フリープラン:月額0円(1,000通/月)追加メッセージ不可 ・ライトプラン:月額5,000円(15,000通/月)追加メッセージ5円/月 ・スタンダードプラン:月額15,000円(45,000通/月)追加メッセージ〜3円/月 ※2022年12月時点の料金プラン ※2023年6月に料金プラン改定予定 |
公式URL | https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/ |
Visme
Vismeは豊富な素材と直感的な操作により、初心者でも簡単にショップカードが作れるアプリです。個人から大企業まで幅広く利用されており、月額0円から使える無料プランも用意されています。
また、ショップカードの他にも、チラシやロゴ、SNSアカウントの画像なども作成可能です。ただし、日本語には対応していないため、人によっては不便に感じることもあるでしょう。
運営会社 | Easy WebContent, Inc. (DBA Visme) |
特徴 | ・初心者でも作れる豊富なテンプレートを用意 ・「IBM」「ユニリーバ」といった大手企業も活用 ・日本語対応はしていない |
費用目安 | ・フリープラン 月額0円 ・スタンダードプラン 月額19ドル ・ビジネスプラン 月額29ドル |
URL | https://www.visme.co/ja/ |
Canva
Canvaは写真素材やテンプレートが豊富で、専門知識がなくても簡単にショップカードが作成できるアプリです。ソフトのダウンロードは不要で、ブラウザ上で編集が可能です。デザイン知識がなくてもショップカードはもちろん、チラシやPOPなども簡単に作成できます。
利用者数も多いため、テクニックを解説したサイトや教本なども充実しています。
運営会社 | Canva Pty, Ltd |
特徴 | ・写真素材やデザインテンプレートが豊富で使いやすい ・背景画像の削除やボカシといった編集も簡単にできる ・日本語版もリリース済みで、全世界のユーザー数は1億人超え |
費用目安 | ・フリープラン:月額0円 ・Pro:月額1,500円(年払いだと1,000円/月) |
URL | https://www.canva.com/ja_jp/ |
VistaCreate
VistaCreateは、100万点以上の素材やテンプレートの中から、ショップカードやチラシなどが簡単に作成できるアプリです。
インストールを必要としないため、ブラウザ上でPCやスマートフォンから利用可能です。画像の編集はもちろん、動画や音声の編集機能も搭載しています。
初心者でも使いやすいツールですが、無料プランの制限が多いのが残念なポイントです。本格的に利用するのであれば、有料プランへの加入が必須となります。
運営会社 | VistaCreate |
特徴 | ・100万点以上の素材やテンプレートを使用可能 ・動画や音声コンテンツの編集もできる ・無料プランの制限が多い |
費用目安 | ・フリープラン:初期費用&月額費用ともに0円 ※機能制限あり ・Pro:月額9.99ドル(年払いなら7.99ドル/月) |
URL | https://create.vista.com/ja/ |
Adobe Express
Adobe Expressは、デザインの知識がない初心者でも簡単にショップカードなどの制作物を作れるデザインアプリです。高品質の写真や画像を持つAdobe Stockと、数千以上のフォントを持つAdobe Fontsを利用することで、自店舗のイメージと近い制作物を作成できます。
また、対応デバイスに関しては、PCで制作するなら「ブラウザ版」を、スマートフォンで制作するなら「アプリ版」をインストールして使います。ショップカードはもちろん、ポスターやチラシなど飲食店で必要となる制作物のほとんどは、Adobe Expressで制作可能です。
運営会社 | Adobe社 |
特徴 | ・プロデザイナーが手掛けた豊富なテンプレートを搭載 ・Adobe Stockと素材を連携(約3億点の素材) ・無料版でも背景リムーバ(切り抜き・削除・透過)を利用できる |
費用目安 | ・フリープラン:月額0円(一部機能の制限あり) ・プレミアムプラン:月額1,078円(機能制限なし) |
URL | https://www.adobe.com/jp/express/ |
飲食店のショップカードなら「常連コボットforLINE」を活用しよう
飲食店のショップカード作成ならば、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットforLINE」がおすすめです。
「常連コボットforLINE」は、飲食店の運営に便利な「LINEミニアプリ」を活用した集客ツールで、LINE公式アカウントと連携することで、ショップカードの作成も可能です。
ショップカードの他にも、「ポイントカード機能」「クーポン機能」など、飲食店の運営に役立つ機能を搭載しています。LINEを活用するため、面倒な会員登録やダウンロードも不要です。
また、LINE公式アカウントやLINEミニアプリとの最大の違いは、「常連コボットforLINE」が常連客の獲得に特化している点です。「常連コボットforLINE」は、「来店ポイント」「ログインポイント」「友だち紹介ポイント」など、ポイントが貯まりやすい仕組みになっています。
貯まったポイントは自店舗で使えるクーポンと交換できるため、顧客の来店促進につながります。
飲食店がショップカードを作るのであれば、ポイントカードやクーポン機能などを搭載し、集客を強力にサポートできる「常連コボットforLINE」の導入をおすすめします。
運営会社 | ディップ株式会社 |
特徴 | ・国内9000万人以上が利用する「LINE」を活用 ・ショップカードの登録の他、ポイントカードやオリジナルPOPなども作成できる ・LINE公式アカウントとの連携可能 ・飲食店における常連客の獲得に特化 |
費用目安 | 初期費用:30,000円(税抜) 月額費用:9,800円(税抜) |
公式URL | https://kobot.jp/sh/lp/001/ |
まとめ
飲食店におけるショップカード作成のコツやおすすめのショップカード作成アプリなどについて解説しました。デザインの知識がない初心者であっても、テンプレートや素材を使えば簡単にショップカードを作成できます。
また、ショップカードを作成する際は、「デザインにこだわる」「セールスポイントを記載する」「SNSアカウントへ誘導する」などを意識し、工夫を加えるのがコツです。
ショップカード作成アプリは複数ありますが、中でもおすすめなのが、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットforLINE」です。
「常連コボットforLINE」には、ショップカードの作成はもちろん、ポイントカードやオリジナルPOPの制作など、飲食店の運営をサポートする機能が搭載されています。
飲食店における常連客の獲得に特化したツールのため、ショップカードの制作と合わせて集客を伸ばしたい経営者の方に、特におすすめしたいツールです。
少しでも「常連コボットforLINE」に興味をお持ちの方は、お気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。