飲食店向けおすすめアプリ

「なかなかお店の認知度が上がらない」「集客や販促のためにアプリを導入したいが、どれが良いかわからない」そう悩んでいる飲食店経営者・担当者の方は少なくありません。自店舗に最適なアプリを導入すれば、集客だけでなく、顧客満足度の向上や販促施策の質の向上を期待できます。

そこで今回は、飲食店におすすめの集客アプリや、アプリ導入の注意点について解説していきます。本記事を参考に、自店舗に合ったアプリを導入し、店舗の成長につなげていきましょう。

飲食店向けアプリの種類

飲食店向けアプリには、次の3種類があります。それぞれについて解説していきます。

飲食店向けアプリの種類

・集客アプリ
・ECアプリ
・オーダーアプリ

集客アプリ

集客アプリは、飲食店において新規顧客を獲得したり、既存顧客のリピート率を上げたりするために活用するアプリです。集客アプリに搭載される機能には、顧客に来店を促すメッセージ機能やクーポン配信機能のほか、ポイントカードやデータ分析機能などが挙げられます。

ECアプリ

ECアプリは、飲食店が店舗での営業だけでなく、インターネット上での通信販売やサブスクリプションなどのサービスを提供する際に活用するアプリです。主に、アプリ上で自社の商品を販売し、顧客が注文・決済ができる機能が掲載されています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、お取り寄せやデリバリーを導入する飲食店が増加しました。

オーダーアプリ

オーダーアプリは、飲食店での食事や飲み物の注文を、インターネット上で行えるアプリです。顧客自身がスマートフォン上で食事や飲み物を選択し、注文内容を送信すると店舗スタッフに通知される仕組みとなっています。

顧客が自由なタイミングで注文できるため、顧客のストレス軽減や人件費の削減にもつながります。

飲食店にアプリがおすすめである4つの理由

飲食店の経営を安定・成長させるためには、集客が非常に重要な要素です。どれだけ良いサービスや商品を提供していても、お客様が来てくれなければ店舗の売上は上がりません。

より多くのお客様に、「この飲食店に行きたい」と思ってもらえるようにするためには、集客の戦略を立てる必要があります。そして、集客の手段としておすすめしたいのが集客アプリの利用です。

ここでは、集客アプリをおすすめする理由について解説します。飲食店の集客にアプリがおすすめな理由は、主に次の4点です。

飲食店にアプリがおすすめである理由

・アプリ上でアプローチができリピート率が向上する
・顧客の手間を削減できる
・顧客との関係性を構築・継続できる
・顧客情報の分析ができる

アプリ上でアプローチができリピート率が向上する

飲食店の集客にアプリをおすすめする1つ目の理由は、アプリ上でアプローチすることができるため、リピート率が向上することです。

集客アプリでは、アプリ上で顧客と直接コミュニケーションを取ることができます。クーポンやお得なキャンペーンの情報を定期的に配信することで、顧客が店舗を身近に感じ、「お得な特典を受け取りたい」「またこのお店に行きたい」という気持ちを引き出せるのです。

そのため、アプリを活用した集客施策を継続すれば、リピート率の向上を期待できます。

顧客の手間を削減できる

飲食店の集客にアプリをおすすめする2つ目の理由は、顧客の手間を削減できることです。集客アプリを導入すれば、クーポンやポイントカードの利用・決済・お店に関する情報収集が全てアプリ内で完結し、顧客の手間が削減されます。

そのため、顧客はストレスなく店舗を利用でき、顧客の満足度が向上します。

顧客との関係性を構築・継続できる

飲食店の集客にアプリをおすすめする3つ目の理由は、顧客との関係性を構築・継続できることです。集客アプリによっては、顧客の属性や過去の店舗利用傾向に合わせて配信内容を変えたり、顧客それぞれにカスタマイズした配信を行ったりする機能があります。

顧客に合わせたサービスを提供することによって、顧客離れが防げるうえ、店舗に対して親近感を持ってもらい、関係性をより深くすることが可能です。

顧客情報の蓄積・分析ができる

飲食店の集客にアプリをおすすめする4つ目の理由は、顧客情報の蓄積・分析ができることです。

集客アプリをインストールしてユーザー登録してくれた顧客の属性データや、集客アプリ上で行った販促施策の反応率や効果などのデータは、アプリ上に蓄積されます。蓄積された情報を集計・分析することによって顧客の傾向を掴み、今後の施策へと活かすことが可能です。

顧客の反応や行動を定量的に測り、効率良く集客施策に反映できるでしょう。

飲食店でアプリの選び方のポイント

では、飲食店でアプリを導入する際の選び方で注意すべきことにはどのようなものがあるでしょうか?ここでは、飲食店でアプリを導入する際の選び方のポイントついて解説します。

選び方のポイント

・自店舗の規模とサービス内容がマッチしているかを確認する
・オリジナルアプリの開発は多額の費用がかかる
・ユーザーファーストで考える

自店舗の規模とサービス内容がマッチしているかを確認する

飲食店でアプリを導入する際の1つ目の注意点は、自店舗の規模とサービス内容がマッチしているかを確認することです。

飲食店の集客アプリは、料金設定・ユーザー数・サービス内容などが多岐にわたります。大手のチェーン店が導入するアプリと、個人店が必要とするサービス内容や規模は異なるでしょう。

導入の際は、運営企業から料金・サービス内容・費用対効果などについて詳しく情報収集を行い、自店舗にとってそのアプリが最適なのかを考える必要があります。

オリジナルアプリの開発は多額の費用がかかる

飲食店でアプリを導入する際の2つ目の注意点は、オリジナルで開発すると多額の費用がかかることです。

自店舗独自のアプリを開発する際は、一から店舗向けにカスタマイズしてアプリを構築する必要があります。エンジニアの手間や人件費などが上乗せされ、最低でも数百万円はかかると考えて良いでしょう。

アプリのクオリティを突き詰めると、さらに料金がかかることも少なくありません。そのため、アプリの導入による出費と、見込まれる効果を事前にしっかりと試算し、自店舗に最適な価格帯のアプリを導入しましょう。

ユーザーファーストで考える

飲食店でアプリを導入する際の3つ目の注意点は、ユーザーファーストで考えることです。

他社が提供するアプリを導入する場合も、自社開発する場合も、一番に考えたいことは「ユーザーにとって使いやすいか」「画面は見やすいか」「利用したくなる仕様になっているか」ということです。ユーザーが少しでもストレスを抱えてしまうと、アプリを利用しなくなったり、お店から離れたりするおそれがあるからです。

導入の前にはテスト運用を行い、スタッフや家族などからフィードバックをもらうと良いでしょう。

飲食店の集客におすすめのアプリ

最後に、飲食店の集客に活用したいアプリを5つ紹介しましょう。

  • 常連コボットforLINE
  • アプリメンバーズ
  • みせプリ
  • GMOおみせアプリ
  • アプリンク

常連コボットforLINE

常連コボットforLINE

当社ディップ株式会社で提供している「常連コボットforLINE」は、スマートフォンを持っている方の多くが利用している「LINE」を活用した店舗用アプリです。

常連コボットforLINEでは、LINEの中で使えるミニアプリを作成し、来店ポイントを付与したり、クーポンを発行したりすることができます。また、LINEのトーク機能を利用して、クーポンの配信や来店促進メッセージの送信が可能です。

LINEは、日本最大シェアを誇るコミュニケーションアプリであるため、利用者が非常に多く、会員登録の手間がかかりません。手軽さと使いやすさから、常連客を作って店舗の売上をアップし、さらなるお店の成長につなげられるアプリです。

料金・プラン

  • 公式アカウント取得代行および初期設定代行
    • 初期費用:30,000円(税抜)
    • 月額費用:9,800円(税抜)/月
  • LINE公式アカウント配信代行(オプション):メッセージ配信/月2回
    • 初期費用:0円
    • 月額費用:9,800円(税抜)/月
  • オリジナルPOP(オプション):ディップ社オリジナルPOP制作(20部)
    • 初期費用:20,000円(税抜)
    • 月額費用:0円

公式サイト

アプリメンバーズ

アプリメンバーズ

アイユー株式会社が提供する「アプリメンバーズ」は、管理画面から手軽に店舗アプリの作成・カスタマイズができるサービスです。集客に役立つクーポン機能・ポイント機能などに加えて、スクラッチやアンケート収集など、お客様参加型の機能も搭載しています。

管理画面からリアルタイムで簡単に項目やクーポン内容などを編集できるため、パソコン作業に慣れていない方にもおすすめのアプリです。シンプルな料金プランも魅力となっています。

料金・プラン

  • 初期費用:30,000円(税別):アプリ作成・設定・アプリ申請(iOS・Android)
  • 月額費用:19,800円(税別):登録会員数10,000件まで(10,000件増加ごとに+5,000円)

公式サイト

みせプリ

みせプリ

株式会社フォルクスウェアが提供する「みせプリ」は、集客に必要な機能だけでなく、デリバリーやテイクアウト予約、外部システムの連携など、顧客との関係性構築に効果のある機能を数多く掲載したアプリです。

お試し用のエントリープランは、業界最安値の月額4,980円(税抜)で利用することができ、規模の小さな店舗にもぴったりです。アプリ上での決済も可能で、顧客の利便性を追求する方におすすめのアプリといえるでしょう。

料金・プラン

プランエントリープランエコノミープランスタンダードプランカスタムプラン
月額4,980円9,800円14,800円50,000円
初期導入費30,000円200,000円
Appleデベロッパアカウント取得・更新代行費用初回 25,000 円、2年目以降 19,000円
サーバー費用0円実費負担
追加店舗数上限2店舗月額 3,000円/1店舗20店舗、月額 3,000円/1店舗無制限、月額 3,000円/1店舗
サーバー共用共用共用専用
ダウンロード数上限1001,000無制限無制限
最低利用期間1ヶ月1年1年1年
機能カスタマイズ×××別途見積
標準アップデート別途見積
OS対応アップデート

公式サイト

GMOおみせアプリ

GMOおみせアプリ

GMOデジタルラボ株式会社が提供する「GMOおみせアプリ」は、クーポンやセール情報、新メニューの紹介などの発信機能・アプリを利用する顧客のデータ分析・マーケティングへの活用など、あらゆる販促機能を兼ね備えたアプリです。

導入においては、運営企業との打ち合わせにより、店舗アプリの目的を明確にし、店舗ごとにアプリを制作していきます。スタンプやポイントの発行や情報発信で、顧客のリピート率向上を期待できます。

店舗として不要な機能は除外したり、新たに店舗独自の機能を追加したり、運営企業と話し合いながら作り上げていきます。本格的に顧客分析に取り組みマーケティング施策を打ちたい方におすすめです。

料金・プラン

  • Lightプラン(利用可能店舗数:3店舗まで)
    • 初期費用:要問い合わせ
    • 月額費用:22,000円(税込)
  • Standardプラン(利用可能店舗数:10店舗まで)
    • 初期費用:要見積り
    • 月額費用:55,000円(税込)
  • Enterpriseプラン(利用可能店舗数:無制限)
    • 初期費用:要見積り
    • 月額費用:要見積り

公式サイト

アプリンク

アプリンク

株式会社 USENが提供する「アプリンク」は、クーポン・メッセージ配信、スタンプカード・ポイントカード機能、予約機能など集客に役立つ機能を網羅しています。また、顧客分析機能も充実しており、店舗運営に必要な機能を自由に組み合わせて、お店のニーズに合った店舗アプリを低コストで作成可能です。

クーポン・スタンプカード・プッシュ通知・オンライン決済・リクエスト予約など、さまざまな機能を搭載できる「スタンダードプラン」は、月額19,800円から利用できます。

料金・プラン

  • 初期費用:要相談
  • スタンダードプラン:19,800円(税抜)

公式サイト

まとめ

飲食店の経営や売上の成長のためには、集客に取り組み、顧客のリピート率を上げることが重要です。飲食店の集客やリピート率向上におすすめなのが、集客アプリの導入です。

アプリの導入によって、身近なスマートフォンを利用してクーポンやメッセージの配信、ポイントカードの利用を行うことができ、顧客のデータを蓄積できたり、飲食店の戦略策定における資産になったりします。

中でも、国内最大シェアを誇るコミュニケーションアプリ「LINE」を活用したおすすめの集客ツールが、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットforLINE」です。常連コボットforLINEでは、顧客がLINEに登録さえしていれば会員登録の手間が削減でき、LINE上でのクーポンやメッセージの配信を行うことが可能です。 常連コボットforLINEに少しでもご興味をお持ちの方は、当社ディップ株式会社までお気軽にお問い合わせください。