
インスタ(Instagram)は、写真と動画の共有に特化したSNSで、個人はもちろんビジネスでも幅広く活用されています。インスタでは、既存のフォロワーとの交流に加え、投稿を通して潜在客にお店を知ってもらうきっかけを作ることもできます。
今回は、インスタをビジネスで活用するなら知っておきたい基礎知識と、活用メリット・デメリット、活用アイデアなどを紹介します。
インスタの基礎知識
そもそもインスタグラム(Instagram)は、Meta社(旧:Facebook社)が提供する写真・動画共有SNSです。2010年にiOSでサービス開始されて以降急成長を続け、2019年には国内の月間アクティブユーザー数3,300万人を突破しています。
ここでは、インスタの3つの特徴を紹介します。
・若い女性を中心に多くのユーザーが利用
・写真と動画がメインのSNS
・ハッシュタグ検索機能がある
若い女性を中心に多くのユーザーが利用
ICT総研が2022年4月に実施したSNS利用動向に関する調査によると、ネットユーザーに占めるインスタグラムの利用率は52.9%でした。インスタは、LINE(79.5%)、YouTube(62%)、Twitter(55.9%)に次いで4番目に最も利用されているSNSで、日本国内で多くの利用者数を誇っています。
男女別のインスタの利用率は、男性が42.3%、女性が54.8%と女性の方がやや高くなっています。年代別のインスタ利用率は次のとおりです。
年代 | 利用率 |
---|---|
10代 | 72.3% |
20代 | 78.6% |
30代 | 57.1% |
40代 | 50.3% |
50代 | 38.7% |
60代 | 13.4% |
参照元:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する査報告書
このように、インスタは若い女性を中心に、幅広い世代で利用されています。
写真と動画がメインのSNS
インスタは、写真と動画がメインのSNSです。LINEやTwitterなどと異なり、投稿には写真または動画が必要になります。
このことから、インスタはお店や商品の魅力を視覚的にアピールすることに長けています。おいしそうな写真でメニューの魅力を伝えたり、ショート動画でお店の雰囲気を紹介したり、画像に文字入れをしたクリエイティブで豆知識を伝えたりと、ユーザーの興味を引き出しやすい点はインスタの強みです。
ハッシュタグ検索機能がある
ハッシュタグ検索機能を使って興味のある投稿を検索できることも、インスタの特徴の一つです。ハッシュタグとは「#」がついたキーワードのことで、たとえば「#東京カフェ」と検索すれば東京にあるカフェに関する投稿を見ることができます。
実際に、株式会社テスティーが2021年に実施した調査では、高校生と大学生の8割近くがインスタの利用目的として「情報収集」と回答しています。インスタは、知り合いの投稿を見ることに加え、自分の興味・関心事の情報収集ツールとしての活用も広まっています。
店舗がインスタを活用するメリット
続いては、店舗がインスタを活用する主なメリットを3つ紹介します。
・無料で手軽に発信できる
・潜在客にお店を知ってもらえる
・既存顧客との接点を強化できる
無料で手軽に発信できる
インスタを始めることで、お店の規模や予算に関係なく、手軽に情報を発信できるようになります。
従来では、お店や商品について発信するには、ブログを立ち上げたり、雑誌やフリーペーパーに広告を出稿したりするなど、費用を支払う必要がありました。しかし、インスタを活用すれば、国内で月間3,300万人以上のユーザーが利用するインスタ上で、自由に情報を発信することが可能です。
潜在層にお店を知ってもらえる
潜在客にお店の存在を認知してもらえることも、インスタを活用するメリットです。インスタは多くのユーザーが情報収集を目的に利用していることから、これまでお店の存在を知らなかった層にお店を認知してもらうきっかけ作りに最適です。
魅力的な投稿を作成し、ハッシュタグや位置情報の検索結果に表示させることができれば、大きな認知拡大効果が期待できます。
既存顧客との接点を強化できる
既存顧客とインスタでつながることで、オンラインでの交流が可能になります。たとえば、お店の既存顧客にインスタをフォローしてもらえば、離れている顧客にキャンペーン情報やセール情報を届けたり、コメントやDM機能を通して直接やりとりしたりすることができます。
既存顧客とインスタでつながることは、再来店の促進やリピート顧客の育成に有効な手段の一つです。
店舗がインスタを活用するデメリット
続いては、店舗でのインスタ活用で懸念されるデメリットを3つ紹介します。メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握して活用の有無を判断しましょう。
・拡散性は低い
・運用に手間がかかる
・インスタのアルゴリズムに左右される
拡散性は低い
インスタには、ツイッター(Twitter)のリツイート機能のような拡散機能がありません。そのため、他の代表的なSNSと比較すると情報が拡散しにくいという点は理解しておく必要があります。
インスタを有効活用するためには、日々の投稿を通してファンを増やし、多くのユーザーのタイムラインに投稿を流せるようにすることが大切です。
運用に手間がかかる
インスタは誰でも手軽に始められる反面、集客や宣伝の効果をあげるには手間暇かけて運用する必要があります。インスタを開設し、ただ何となく投稿するだけでは集客効果はなかなか得られません。
インスタ活用で成果をあげるには、ターゲットや運用目的をしっかり明確にした上で、インスタの運用体制を整え、定期的に質の高いコンテンツを更新することが大切です。また、投稿後はしっかり効果を測定し、改善を繰り返すといった日々の努力も怠らないようにしましょう。
インスタのアルゴリズムに左右される
インスタを活用したマーケティングは、アルゴリズムに左右されやすいというデメリットもあります。
たとえば、インスタの発見タブには、アルゴリズムによってユーザーの興味関心に合わせて関心が高い(と思われる)投稿が表示されます。そのため、投稿をどのくらい多くのユーザーに見てもらえるかは、アルゴリズムに左右される部分が大きいといえます。
インスタ活用で本領を発揮するには、アルゴリズムを理解する必要があるでしょう。ただし、アルゴリズムは変わる可能があるため、こまめに運用体制を見直すことも大切です。
インスタで活用したい基本機能と使い方

ここでは、インスタを集客に取り入れるなら活用したい基本機能と使い方を説明します。「インスタでは具体的どんなことができるの?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。
・ビジネスプロフィール
・投稿(フィード投稿・リール)
・ストーリーズ
・ストーリーズハイライト
・インサイト
ビジネスプロフィール
インスタでは、ビジネスアカウントに切り替えると、ビジネスプロフィールを使えるようになります。
ビジネスプロフィールでは、ビジネスのカテゴリや連絡先、Facebookページなどを公開できます。プロフィール画面を訪れたユーザーに一目でブランドを認識してもらいやすくなるほか、プロフィール画面から問い合わせ画面に遷移できるようになるなど、利便性が向上します。
投稿(フィード投稿・リール)
インスタを活用するなら、まず使い方をマスターしたいのが通常投稿(フィード投稿)です。
フィード投稿とは、ホーム画面のフィード(=タイムライン)に表示される投稿のことで、以下の手順で写真または動画を投稿することができます。
1. プロフィール右上のメニューバーをクリックする
2. 「投稿」を選択する
3. 投稿したい写真や動画を選択する(複数枚でも可)
4. 必要に応じて編集する(フィルターなど)
5. キャプションを入力し、ハッシュタグや位置情報を付ける
6. シェアをタップして投稿する
なお、リールとは、15秒〜30秒のショート動画を作成・投稿できる機能です。使用感としては、ショート動画に特化したSNS「TikTok」と似ています。
2020年に実装された比較的新しい機能で、今ではアプリ下部にリール専用のタブが設けられるほど、フィード投稿と並んで人気の投稿機能となっています。使い方は次のとおりです。
1. プロフィール右上のメニューバーをクリックする
2. 「リール」を選択する
3. 動画を撮影またはカメラロールから動画を選択する
4. 必要に応じて編集する
5. カバー(リールのサムネイル)を設定する
6. キャプションを入力し、ハッシュタグやカテゴリーを付ける
7. シェアをタップして投稿する
投稿内容に合わせてフィード投稿とリールを使い分けられるようにしておくと良いでしょう。
ストーリーズ
ストーリーズは、24時間限定で短尺・縦型の画像または動画をシェアできる機能です。スマホ画面全面に表示されるため没入感が高く、ユーザーを魅了しやすいことが特徴です。
ストーリーズは、投稿するとフォロワーのホーム画面上部に表示され、24時間が経過すると自動的に表示されなくなります。キャンペーン情報やセール情報をリアルタイムでフォロワーに知らせたい際や、期間限定の情報を配信したい際に便利です。
1. プロフィール右上のメニューバーをクリックする
2. 「ストーリーズ」を選択する
3. 写真・動画を撮影またはカメラロールから選択する
4. ストリーズの各機能を使って編集する
5. ストーリーズをシェアする範囲を選択して公開する
また、ストーリーズには文字やスタンプといった編集機能のほか、質問やアンケート、クイズなどの便利機能があります。これらの機能を活用すれば、手軽にフォロワーとコミュニケーションを取ることが可能です。
ストーリーズハイライト
ストーリーズは、通常24時間が経過すると自動で消えてしまいます。しかし、「ストーリーズハイライト」を利用すれば、投稿から24時間経過後もプロフィール画面に固定表示させることが可能です。
ストーリーズハイライトでは、これまでに投稿したストーリーズを、「キャンペーン情報」「新商品」「Q&A」などとカテゴリーに分け、タイトルとカバー画像をつけてまとめておくことができます。
1. プロフィール右上のメニューバーをクリックする
2.「ストーリーズハイライト」を選択する
3. ハイライトを作成したいストーリーズを選択する
4. タイトルとカバーを設定する
プロフィール画面にストーリーズハイライトを整備しておけば、キャンペーン情報や商品をアピールすることができるのでおすすめです。
インサイト
インサイトとは、フォロワーや投稿などを分析できる機能のことです。ビジネスアカウントであればプロフィールメニューから、無料で手軽に利用することができます。
リーチしたアカウント数やフォロワー数の増減、各投稿・ストーリーズのパフォーマンスなど、アカウント運用に欠かせないデータを分析できるのでぜひ活用しましょう。さらなる集客効果をあげられるよう、インサイトをもとに改善へとつなげることが大切です。
店舗でのインスタ活用アイデア
続いては、インスタの具体的な活用イメージが湧かずに困っている方に向けて、店舗でのインスタ活用アイデアを4つ紹介します。
・お店や新商品を宣伝する
・自社ホームページや予約サイトへ誘導する
・顧客とコミュニケーションを取る
・キャンペーンを実施する
お店や新商品を宣伝する
インスタでどんな投稿をするべきか迷ったら、まずはお店や新商品の宣伝をしましょう。魅力的な写真を用意し、適切なハッシュタグを付けて投稿することで、既存のフォロワーはもちろん、潜在客にもアピールすることができます。
また、インスタの「投稿の宣伝」機能を活用すれば、反応の良かった過去の投稿をそのまま広告として出稿することも可能です。インスタ運用に慣れてきたら、広告の出稿も検討すると良いでしょう。
自社ホームページや予約サイトへ誘導する
インスタを活用して、自社ホームページや予約サイト、ECサイトなど任意のサイトに誘導し、集客することも可能です。
たとえば、プロフィールに公式ホームページのURLを掲載すれば、お店に興味を持ったユーザーをサイトへと誘導することができます。また、ストーリーズ内にも任意のURLを掲載することができるので、キャンペーン情報やセール情報とともに予約サイトなどに誘導する方法もおすすめです。
顧客とコミュニケーションを取る
顧客と直接コミュニケーションを取ることも、おすすめのインスタ活用アイデアの一つです。ユーザーのコメントに返信したり、質問に回答したりすることで、顧客との距離を縮めたり、ブランドへの信頼度を向上したりできます。
たとえば、ストーリーズには、クイズやアンケートなどフォロワーが気軽にアクションを取れる機能が実装されています。これらの機能を活用したり、投稿へのコメントに返信したりするなどして、顧客と積極的にコミュニケーションを取りましょう。
キャンペーンを実施する
インスタ限定のキャンペーンを実施するのもおすすめです。インスタに向いているキャンペーンの内容は、フォローを条件としたプレゼントキャンペーンや、クイズなどのユーザー参加型企画など、さまざまです。
たとえば、コメントとフォローを条件としたキャンペーンを実施すれば、エンゲージメント率やフォロワー数の向上が期待できます。目的に合わせて魅力的な企画を考えると良いでしょう。
SNSを活用した集客には「常連コボットforLINE」がおすすめ
SNSを活用した集客には、当社ディップ株式会社が提供する「常連コボットforLINE」がおすすめです。
常連コボットforLINEは、国内で最も高い利用率を誇るSNSであるLINEを使って、お店のポイントカードを作成できるサービスです。LINEを使ったサービスであるため、誰でも簡単に利用できるほか、利用に際して会員登録やアプリダウンロードなどの面倒な手間もかかりません。
常連コボットforLINEの特徴は、「来店」「1日1回のポイントカードログイン」「友だち紹介」を条件にどんどんポイントが貯まるところです。どんどんポイントを貯めて、貯まったポイントでクーポンを獲得できるので、非常に効果的に再来店を促進できます。
また、常連コボットforLINEのポイントカードとLINEを連携すれば、LINEのトークにお店の宣伝を送ることも可能です。既存顧客とSNSでつながりたい方、SNSで効果的に再来店を促進したい方は、ぜひお気軽に当社ディップ株式会社までお問い合わせください。
まとめ
インスタをビジネスで活用するなら知っておきたい基礎知識と、活用メリット・デメリット、活用アイデアなどを紹介しました。
多くの国内月間アクティブユーザー数を誇り、情報収集ツールとしても活用されているインスタは、ビジネスでぜひとも活用すべきSNSです。魅力的な写真や動画を使ってお店や商品を宣伝したり、フォロワー限定のキャンペーンを実施したりすれば、集客に結びつけることが可能です。
SNSを使った集客を検討しているなら、日本で月間9,300万人のユーザーが利用する「LINE」の活用もおすすめです。当社ディップ株式会社の提供する「常連コボットforLINE」を使えば、LINEを使ってお店のポイントカードを作ったり、LINEトークでお店を宣伝したりすることができます。
LINEでお客さんとつながり、LINEで使えるポイントカードを発行することで、効果的に再来店を促進することができます。LINEを使った店舗集客を検討している飲食店経営者の方は、ぜひお気軽にご相談ください。